ゆぐちクリニックの鎮静剤(静脈麻酔)を用いた検査の流れ
- 投稿日:2021年3月10日
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鎮静剤とは静脈麻酔のことで、嘔吐反応が起きやすい経口内視鏡検査で多用されています。麻酔の効果で検査中はほぼ眠った状態となり、苦痛を感じることなく検査を受けられるのです。西宮市のゆぐちクリニックでは、鎮静剤を使った苦痛の少ない経口内視鏡検査を推奨しています。
ゆぐちクリニックで鎮静剤を使った胃カメラ検査を受ける場合、消化器内科を受診します。その際に検査予約をしてもよいですし、事前に電話で予約を入れることも可能です。検査前日は21時までに食事を済ませ、以後は検査が終わるまで色のついていない飲料水や内服薬以外の摂取は原則禁止となります。
検査当日の朝食は控え、薬は午前7時までに内服していただきます。なお、糖尿病の薬の内服はできません。検査前に診察や問診があり、場合によっては血液検査があります。検査では、まずのどや鼻の麻酔をし、鎮静剤および鎮痛剤を注射します。患者さんがうとうとと眠り始めたタイミングで内視鏡を挿入します。検査時間はおおむね5~10分です。
検査が終わって体の状態が落ち着くまでリカバリールームで安静にします。30分程度休めば回復するのが一般的ですが、人によっては1時間程度の安静が必要です。なお、鎮静剤を使用した場合、車・バイク・自転車の運転はできないため、当日は電車・バスなどの公共交通機関の利用が推奨されます。
検査結果は当日にわかります。組織検査(生検)が行われた場合は、後日の再診が必要となり、詳しい状態や治療方法の説明を受けることになります。