ゆぐちクリニックの鼻からの胃カメラ検査のメリット・デメリット
- 投稿日:2021年3月10日
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スコープを体内へ直接挿入する胃カメラ検査に対して、少し前まで「痛い」「苦しい」「気持ち悪くなる」といったネガティブなイメージがありました。それも昨今の医療機器の高度化に伴い、改善されつつあります。苦痛の少ない胃カメラ検査も可能です。
胃カメラ検査には、スコープを鼻から挿入して胃を観察する経鼻内視鏡検査という方法もあります。この方法であれば、舌の付け根への物理的な接触を避けられるため、嘔吐感をさほど感じることなく検査を受けられます。負担軽減を第一に考える患者さんにおすすめです。
経鼻内視鏡検査のメリットは嘔吐反射が少ないだけでなく「検査中に医師との会話が可能」「比較的早く食事できる」「鎮静剤に頼る必要がない」などがあります。一方でデメリットもあり、鼻が狭いと痛みが生じたり、鼻血が出やすくなったりすることがある点には注意が必要です。鼻腔が狭い方は、別の検査方法がよいかもしれません。
ゆぐちクリニックでは、口と鼻いずれからの胃カメラ検査も可能です。口から挿入する方法であっても、鎮静剤を使用することで、嘔吐反応を出さずにカメラを飲み込めます。もちろん鎮静剤を使用しない検査も可能です。
ゆぐちクリニックでは、患者さんの特徴や要望に合わせてベストな方法をおすすめします。検査前に問診があり、希望の方法を伝えることができます。麻酔に抵抗感がある場合は、鼻からスコープを入れる方法の選択も可能です。少ない負担で胃の状態を細かく調べられます。