- 「ゆぐちクリニック」ウェブサイト
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腸は「第二の脳」と呼ばれるほど重要な器官です。食べ物の摂取や栄養素の吸収、不純物の排出など複雑かつ重要な働きをなします。また、ウイルスなどの外敵から身を守る免疫機能のほとんどは腸内に存在しているので、まさに腸は健康の最前線といっても言い過ぎではありません。そんな腸の一部である大腸をくまなくチェックできるのが大腸カメラ検査です。
「便秘・下痢を繰り返している」「血便が出る」「便が細い」「腹痛や腹満感などの異常がみられる」など、慢性的にお腹の不調やトラブル、違和感がある場合は大腸カメラで一度詳しく調べることをおすすめします。また、家系に大腸がんを患った方がいる場合や、健康診断の便潜血検査で陽性反応が出た場合も、大腸のチェックが望まれます。
慢性的に貧血が続く方も要注意です。貧血の原因が、腫瘍が引き起こす腸内出血の可能性も捨てきれず、その場合はカメラを挿入して綿密に調べるほうが安心です。一見腸とは関係ないように思える症状であっても、大腸カメラ検査が望まれるケースがあるのです。
また、便潜血検査は大腸がん診断で用いられる方法で、公的に利用できる健康診断でも実施されます。しかし、残念ながら便潜血検査の精度にはバラつきがあり、偽陽性・偽陰性も少なくありません。仮に陽性反応が出ても、結局大腸カメラで詳しく調べることになります。
日本で大腸がんの死亡率は高く、症状がなくても40歳以上の方は定期的な検査が大切です。西宮で痛みの少ない検査を望むなら、消化器内視鏡専門医のいるゆぐちクリニックをおすすめします。